クリスタルステージがいい感じ

      2016/03/04

 トカゲモドキたちのケージを、一部レプティケースからクリスタルステージに変更した。
 ケージの保温の都合によるものである。
 これまで我が家では、スチールラックの上に直に遠赤外線ヒーターを敷き、その上にケージを置いていた。その状態で、ケージ全体が27〜30℃、ヒーター直上の床の温度が32℃前後になり、そこで温まっているトカゲモドキを手にとると温みを感じるくらいになっていた。
 だから、現状で温度が低すぎる、というわけではないのだけれども、それが冷房をつけない状態で達成されている環境だということが気になっていた。同じ部屋で寝起きしている恒温動物としては、そろそろ冷房をつけたい。しかし、冷房をつけてもし最高温度が下がるようであれば、健康なやつらは大丈夫だろうが体調を崩しているやまもものにはおいうちをかけるおそれがある。そこで、もう少し、ケージ内の温度が上がるようにして、トカゲモドキたちに対する冷房の影響をなるべく小さくしようと考えた。
 その手段のひとつとして、ヒーターの熱を下に逃がさず、暖房効率を上げるために、スチールラックの棚板の上に断熱材としてウレタンのマットを敷くことにしたのだが、そこで別の問題が発生した。
 もともと、スチールラックの棚板を、レプティケースの上部の小窓を開け閉めするのにぎりぎりの間隔で取り付けていたため、ウレタンマットを敷いたら、その厚みの分空間が足りなくなって、小窓を全開できなくなってしまったのだ。
 掃除をするときはどうせ蓋をまるっと外してしまうからいいのだけれど、水換えや餌やりをするときにちょっとこれはちょっと不便である。レプティケースには蓋の側面にも餌やり用の小窓がついているが、そこからケースの奥までピンセットを差し入れるのはきつい。隣のケージのコオロギに反応していた頃ならともかく、トイレと水飲み以外はケージの奥のシェルターにこもっている今のやまももには、蓋の横の小窓からは餌がやりにくい。
 そこで、蓋を手前にスライドさせて開閉するクリスタルステージに変更することにしたのである。これならば、上部の空間があまりなくても蓋を全開にすることができるから。
 というわけで、特に鑑賞面を考慮した変更ではなかったのだが、いざ変えてみたら、その差に愕然とした。

クリスタルステージ

 全面が透明なアクリルなのだから当然なのだけれども、圧倒的に中が見やすい。
 そして見栄えがよい。
 プラケでもそんな変わんないよね、と思っていたけれども、並べて比べてみたら全然違うのであった。
 棚そのものがなんだかファッショナブルにすら見える。
 5月のレプタイルズワールドで生体を購入した人たちが、高価(といっても数千円程度だけど)なのにこぞってこれを買って帰っていた理由がわかったような気がした。
 確かに、一度使ってしまったら、プラケに逆戻りする気にはなれないかもしれません……。
 今日はとりあえず実用面での変更だったので、棚板の間隔の問題が発生するやまももと、お隣さんのくぬぎを引越しさせただけなのだけれども、おいおい他の子たちのケージも全部変えてしまおう、と思った。
 トカゲモドキ的にはたぶんどちらでもかまわないだろうから無理に割高なものを選ぶ必要はないけれども、出せる金は出した方が、やっぱりこの趣味は楽しいかもしれない。

1986年生まれ。幼少期より生き物と戯れて育つ。2011年、東京農工大学農学部獣医学科卒業。同年より小動物臨床に従事。在学中から、WordPressを利用してブログを書き始める。ニシアフリカトカゲモドキと出会った2014年に内容を一新、爬虫類ブログ「とかげもどきのしっぽ。」を立ち上げ、現在に至る。ニシアフリカトカゲモドキをはじめ、多くの爬虫類と暮らしている。

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