大切な人に贈りたくなるツイート集。

      2016/05/08

 私には、憧れのツイッタラー、とでも呼ぶべき人が何人かいる。ツイートを見るたびに、こんなツイートができるようになりたいなぁ、としみじみ思うような人たちだ。
 そのうちの1人が、カメラマンの蒼井ブルーさんである。そのうちの1人どころか、堂々の1位、と言ってもいいかもしれない。それくらい、私は彼のツイートが大好きだ。Twitter上でおもしろいことを言う人はたくさんいるけれど、彼の場合は、なんだか胸のうちがほっこりするような、“あたたかさ”をも兼ね備えている。それがとてもよい。憧れる。
 ひとつをTwitterから転載しておこう。
 

 ね。
 そんな蒼井さんのツイートをまとめた本が、中経出版から出版された。
 『僕の隣で勝手に幸せになってください』というタイトルだ。

 この本にはこれまでに蒼井さんがしたたくさんのツイートの中から、とりわけ、あたたかくて、おもしろいツイートが選りすぐられて収録されている。形容するなら、「珠玉の」がふさわしい感じだ。とてもよい。
 いくつかを転載してみる。

 本書を読んでいると、これらのツイートたちが、じわじわと重なっていって、次第に、胸の内側がぽかぽかと、春の陽気のようなあたたかさになっていく。蒼井さんの言葉が、寒い日に両手で握りしめるホットの缶コーヒーのように、小さいけれどでも幸せなぬくもりを与えてくれる。くすっと笑って、じーんと感動して、読み終える頃には、少しだけ、気持ちが前を向けるようになっている。「滋養」という言葉がぴったりの1冊だ。
 春は門出の季節で、そして別れの季節だ。大切な人と離れ離れにならなければいけない人もいるだろうし、新しい環境に、戸惑う人もいるだろう。そうして心が弱った時には、ぜひ本書を手にとって見て欲しい。きっとあなたを助けてくれるはずである。そして、もし本書から元気と勇気を受け取ったならば、ぜひ、そばにいる誰かの机にも、これをそっと忍ばせておいて欲しい。そのぬくもりを共有して上げて欲しい。
 大切な人に贈るのに、これほど相応しい本はないと思う。

1986年生まれ。幼少期より生き物と戯れて育つ。2011年、東京農工大学農学部獣医学科卒業。同年より小動物臨床に従事。在学中から、WordPressを利用してブログを書き始める。ニシアフリカトカゲモドキと出会った2014年に内容を一新、爬虫類ブログ「とかげもどきのしっぽ。」を立ち上げ、現在に至る。ニシアフリカトカゲモドキをはじめ、多くの爬虫類と暮らしている。

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